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ICHIRIDUKA ~ milemark for travelers
基本的には旅のページ。 ただ、いつも遊んでるわけじゃないんで、時々野球とか地元茨城ネタとか、気の向くままに書いてます。



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まっつー

Author:まっつー
はじめまして。まっつーです。
日本全国回ってます。
旅の手段は飛行機から船、電車、バス、自転車、徒歩まで何でも問いません。

旅した記録を、書いたのがこのページ。
辞書に”milemark”という言葉はありませんが、1マイルごとにある表示のことだそうです。日本で言うと、一里塚。
旅の記録を"milemark"として、一つずつこの日記にこめられればと思っています。

はじめてこのページにお越し頂いた方でも、だれでもコメント残していってくれるとうれしいです^^)/
よろしく!!



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北東北旅行~秋田編その2
4日目。旅も大詰め。
最終日は3時の飛行機に乗るので、午前中だけ観光しました。

秋田市内から車で約1時間。向かったのは男鹿半島。
海岸沿いの道すいてる道をずっと走ると、大きいなまはげがお出迎え。

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海岸線をずっと走って、水族館が見えてきたあと、
男鹿真山なまはげ伝承館に向かいました。
茅葺きの屋根の建物に入ります。

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なまはげ体験。
左がこの家のあるじ役、右がなまはげが入ってもいいかを聞く先立です。
先立がなまはげに入ってきていいぞ、と呼びかけると、

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いきなり自分の後ろの雨戸をドンドンドン!!って
壊さんばかりの勢いで叩かれた!!
わっと思うと次の瞬間、前のふすまがバタン!ってこれまた外れそうなくらい強く
開けられ、2人(2匹?)のなまはげがドシンドシンって入ってきました!

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怖っ・・・と思ったら意外にも近くにいた子どもは特に泣きもせず。
ませてるのね、最近の子は。

こんな感じでその後なまはげさんたちはお酒とお料理でもてなされ、
帰っていくそうな。
一軒当たり3杯の日本酒は飲まされるそうで。
つくづく男鹿には生まれなくてよかったなとホッとしてます。


なまはげ伝承館見物も終わり、建物を出てきたときには、
次の入場者が列を作っていました。
その先頭に並んでいた子供が、
「なまはげ怖いからやーだー!!!!!!」って泣き叫んでバタバタしていました。
・・・その後どうなったかな??

再び車に乗って、11時過ぎには男鹿半島の入道崎に到着。

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旅行最後のお昼は海の幸ってことで海鮮丼。
うまい。

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帰りの秋田道で、夕立みたいな豪雨に見舞われて大変だったけど、
レンタカーを返すころにはピタッと雨もやみ、無事に秋田空港に着きました。

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車で走った距離、1000キロ。3泊4日、お祭りと民話三昧の濃い旅行でした。
おしまい。
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北東北旅行~秋田編その1
花巻から秋田自動車道を走って、秋田ICへ。
4時にはホテルに着いたものの、さすがお祭りの夜だけあって、
専用の駐車場はもう満車。近くの有料のトコに止めました。

夕飯は近くのデパートの中にある稲庭うどんのお店、佐藤養助。
稲庭うどんの中でも老舗中の老舗です。
稲庭うどんは秋田県南の湯沢市稲庭町という町から生まれてます。
このお店のうどんを食べるのは、3回目。

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20分ほど並んで、食べたのは普通のたれとごまだれの二つの味が楽しめる、
天ぷらせいろ二味。
稲庭うどんって、つるつるっとした食感がとても好きです。
ボリュームたっぷりで、かなり腹いっぱいになりました^^

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その足で今度は竿灯の会場へ。
秋田駅からは1㎞ほど離れた、竿灯大通りという片側3車線くらいの道の両側で
祭りが開かれます。

会場に到着。

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ちょうどそのとき。

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にょきにょき。

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一斉にたくさんの提灯が上がりました。すごい圧巻。
しかも、一番高くまで上がった後、提灯が右に左に揺れ動きます。
ずっと先まで見えないほど。
それもそのはず、竿灯の数は250本、提灯の数は10000個というのだから驚き。
800mほど続く通りを埋め尽くす竿灯たち。
ともかくすごい。すごいのひとことに尽きる。


通りを歩いてみることにしました。
中央分離帯の植え込みのところに仮設の観覧席(有料)が設けられ、
車道の両側で竿灯の演技が行われます。

駅近くの歩道は人ごみがすごいけど、駅から遠い方へ歩くと歩道沿いで
立ち止まって見れました。


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太鼓とお囃子。

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竿灯を真下で。
高さ12m、重さ50㎏の大若です。
中はろうそくの火で照らされていました。

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で、その竿灯を、体を使ってあげます。
右の人は肩で、左の人は腰に乗せて。
すごいバランス感覚!

竿灯は五穀豊穣の祈願が込められていて、夜の町に揺れる竿灯は
まさに黄金の稲穂そのもの。
さすが米どころですな。

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こちらは額に乗せた竿灯のツーショット!
左側は子供用の竿灯で、これでも15㎏もあるんだとか。
倒れてこないかヒヤッとしました。

歩いているときには時々「倒れてくる竿灯にご注意くださーい」なんて、
アナウンスもあります。
実際2,3回くらい頭の方でバランス崩して、倒れそうになるのがありました。
観客同士でキャーキャー言って逃げたり。
電線みたいなのが張ってあって、客の方に完全に横倒しはないと思うけど、
予想外にダイナミックなお祭りでした。

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祭りの最後はふれあい竿灯というのがあって、
実際に竿灯を持たせてもらえました。
大きいのはとても無理と子供用のを試してみたけど、
片手じゃとても無理!これをバランス取ろうってんだから、
すごいなぁと改めて感じました。

東北旅行も残すところあと1日。翌日は秋田県内を観光します。

北東北旅行~岩手編
さて、3日目。花巻温泉郷からスタート。
前日のレンタカーの夜道走行で、フロントが大変なくらい虫まみれ!!
借りたときはまだ500㎞しか走ってない超新車だったのにー。。。
自分の車でないだけ、せめてもの救いだったかな??

花巻から釜石自動車道に入り、2区間で終点。
そこから下道で一時間ほど、遠野に到着しました。

遠野は昔ながらの田舎の風景が続くところです。
はじめに向かったのは南部曲り家、千葉家。

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立派な石垣の上に立つ家。200年前に建てられたそうで、
国の重要文化財ながら、今もお家の人が住んでいるようでびっくり!

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ここは昔の映画「遠野物語」でも撮影に使われたお家だとか。
そして座敷わらしが出るとか出ないとか・・・??(あ、映画の話か。。)

ほかにも水車とか石碑とか神社とか、民話にまつわるようなものや昔ながらのスポットがあるけど、
中でも多いのはかっぱの伝説。カッパ淵なるものに行ってみました。
遠野市中心を貫くかっぱロードを通って、近くの駐車場へ。

駐車場からは炎天下の中を、ホップ畑のわきを歩いていきます。

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いやー、夏だ。夏休みって感じ。

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お寺のわきを通ると、着いた。カッパ淵。
さっそくきゅうりを餌にかっぱ釣りをしている子供発見。

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『カッパさんに引き込まれないように 特に美男美女の方注意』w

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おーい、カッパがこんなところに隠れているぞー。

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次の場所は福泉寺。出来たのは大正時代と比較的新しい寺だけど、
ここの木彫りの観音様が大きい。
顔が大きい特徴的な顔立ちなのですが、木彫りとしては日本最大なんだとか。
それも、この寺の住職が自ら20年もかけて掘ったのだから驚き。

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こっちは五重塔。これも立派。できたのが1990年だとか。

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そしてこの寺、広い。。。
外に駐車場があるんだけども、車で境内へ入ってもOKなくらい広いのです。
山の上にある観音堂から、五重塔に向かっただけで山道を500m近くも歩いたかな?
だから車に戻るだけで、もー汗だく。ほかのお堂もあったけど断念しました。

**

遠野市街地に戻って、お昼。
ドライブインよしのやで、ひつこそばを食べました。
4段重ねの櫃子に、上にはしいたけ、のり、ねぎ、ささみなどの具材と、
下にはおそばがあります。
これに好きな具材を乗せて、つゆと卵をかけて食べます。
うん、うまい。

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おやつは、花巻に戻る途中に寄った道の駅みやもりで、ソフトクリーム。

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1時過ぎには遠野を離れて、一路秋田に向かいます。



北東北旅行~青森編その2
二日目。浅虫温泉を出発して奥入瀬に向けて出発!

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朝の天気は晴れ。山の上だから気温も低くて心地いい♪
途中には八甲田山の風景があったり、千人風呂で有名な酸ヶ湯を通ったり。

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途中にはいろいろ観光地はあるけれど、
奥入瀬のあたりの道が込むことを考慮して、途中下車はせずに車窓からの見物だけ^^;

浅虫を出発して約1時間半後、奥入瀬渓流につきました。
十和田湖温泉郷を越えたあたりから、十和田湖までが、奥入瀬渓流です。
国道102号線沿いの山間いに、なだらかな登り道が続き、
そこに道路と並行して川が流れています。

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ちなみに、おいらせ町という町がありますが、渓流からは程遠く、
八戸と三沢の間の海沿いの町だそうです。

まず車を途中下車したのが、阿修羅の流れ。
ほかの場所は水流がおだやかに見えるけど、ここだけ流れが早い。
よくポスターや絵はがきなどで出てくる場所です。

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奥入瀬渓流周辺には10個以上の滝があり、渓流を滝となって流れるものと、
山の上から落ちてくるものとがあります。
雲井の滝は山から落ちてくる滝で、2段に分かれてます。
落差が20m以上もあり水量も多く垂直に降ってくるので結構見ごたえあり。

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こっちは銚子大滝。奥入瀬川の途中にあるので、水量が半端ない。
川岸から少し離れていても、水しぶきを感じるくらいです。

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こんな感じでいくつか奥入瀬渓流を散策した後、奥入瀬渓流ホテルの喫茶で一休み。

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11時くらいになって、十和田市内に向かいます。
実はもともとツマがこの辺りに住んでいたこともあって、
仕事や趣味などでお世話になった方々と梯子しながら会いに行くことになりました。

中には突然お邪魔して10分ほどしかいられなかったのに、
抱えきれないほどのお土産をもらっちゃったり。

とくに、ある人(先生、としておきましょう)に会ったのがとても印象深かったです。
先生のお家ではゆっくりしてさせてもらったけど、これまでに経験のないようなおもてなしをされ、
いろいろと深いお話が聞けてありがたかった。
本来はちゃんとしたお作法があるはずだったんだけど、
今回はわざわざ遠くから来たから気にせず、と
自分が恐縮してしまうくらい気を使っていただきました。

自分へのメモ。「中庸」と「忠恕」。
いいお言葉を久々に思い出させてくれた。

・・・まあ、そんな感じで青森を夕方の5時出発。
百石道路から八戸道、東北道を経由して、一気に岩手県の花巻まで南下。

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この日の宿は花巻市街から10㎞くらい離れた、花巻温泉。
ひなびた山沿いの温泉街があって、こんな時間には夕食を食べる場もなく
ちょっと焦りましたが・・・^^;


北東北旅行~青森編その1
東北旅行に行ってきました。
今回のテーマは「祭」!
8月の上旬には東北の各地でいろんな祭りをやってるけれど、
今回はそのうちの二つ、青森ねぶたと秋田竿灯を見に行ってきました。

移動は飛行機で、ANAのたまったマイルを使ったのでタダ♪

初日は大館能代空港に降り立った後、レンタカーで青森へ向かいます。

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青森に向かう途中では十和田湖に行って、

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十和田神社でお参りした後、

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さっそく旅行名物、ご当地ソフト(笑)リンゴ味。
ソフトクリームというよりは、リンゴシャーベットみたいな感じでした。
クリーム感出すのはさすがに難しいかな。

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十和田湖からは奥入瀬渓流がある道を通って青森へ。
ただ、もう昼過ぎで道が混んでて、車を止める場所がないようだったので、
奥入瀬は今日はパス。夜のねぶたに備えて、一路青森市内へ。

青森市内を通り、今晩の宿である浅虫温泉につきました。
お世話になった宿は海扇閣。
ねぶた期間中なのに、何とか予約できた貴重な宿です^^

宿には4時前に到着して、すぐに夕飯。
量がとても多くて豪華!

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ホテルのロビーには跳人の貸衣装も置いてありました。
跳人は地元の人以外でも参加OKだそうです。
ホテルでもその手のツアー客がたくさんいたようで、
衣装整えたり、かけ声練習してたりと、おじさんたちが張り切っていました。

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5時台の電車に乗って、青森駅へ。

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気合入れすぎて、ねぶたパレードが始まる1時間以上も前に着いちゃいました(笑)。
そのおかげもあってか、通りの角っちょの一番いい位置をゲット。

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ねぶたが始まりました。
ドン、ド、ドン、ドン、ドンという太鼓やお囃子とともに、
立派なねぶたが何十台も練り歩き、跳人がそれに続いていきます。

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つくばでもねぶたは見たことあるけれど、毎年大ねぶた、小ねぶたが1台ずつ。
それぞれ作品の色が違くて、面白い。

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跳人やお囃子も気合が違う。
ただ練り歩くんじゃなくて、客の方を見て踊ってくれるグループもあって、
一体で盛り上がれる。

それにお囃子の太鼓。でかっ!多っ!

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気付けば最後の時間まで見てしまいました。
宿に戻ったのは夜10時。
次の日は朝からドライブなのに、初日からちょっとはしゃぎすぎたかな?