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ICHIRIDUKA ~ milemark for travelers
基本的には旅のページ。 ただ、いつも遊んでるわけじゃないんで、時々野球とか地元茨城ネタとか、気の向くままに書いてます。



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まっつー

Author:まっつー
はじめまして。まっつーです。
日本全国回ってます。
旅の手段は飛行機から船、電車、バス、自転車、徒歩まで何でも問いません。

旅した記録を、書いたのがこのページ。
辞書に”milemark”という言葉はありませんが、1マイルごとにある表示のことだそうです。日本で言うと、一里塚。
旅の記録を"milemark"として、一つずつこの日記にこめられればと思っています。

はじめてこのページにお越し頂いた方でも、だれでもコメント残していってくれるとうれしいです^^)/
よろしく!!



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ぐるっと本州鉄道旅(9)―山寺
PICT0305.jpg


茅葺きの山門をくぐったあと、しばらくの階段が続きます。
1000階段と呼ばれるこの山寺の石段は正確には1015段あるそうです。

山寺の石段を1つ、また1つと上がるごとに、煩悩が消滅していくといわれます。
除夜の鐘では煩悩は108個しか消えないのに、この山寺に来て階段を上れば約10倍!
3年分の煩悩、消し去り放題ですね。

山寺の石段上がる中腹あたりで、おばちゃんが道行く人に、声をかけてました。
おばち「おにぃさーん、こんにゃく食べてかんと?」
おにぃ「さっき下で食べたからいいよ。」
おばち「ダメさー、下で食べんのと上で食べんのちがうからー」

煩悩の詰まったこんにゃく、一串100円ってか?
んー、お地蔵様も見てることだし、煩悩を喰らうのは後にしようかな。

PICT0312.jpg

普段の登山コースなら一段抜かしでもあがれるような歩幅の階段を、
今日は、一段一段を踏みしめるように、ゆっくり進みました。
自分のいる場所からの岩場の眺め、石碑、石に彫られた像から、
水の流れ、木々のざわめき、鳥のさえずりなどをすべて味わいながら。
朝なので人もまばらで、静かなのが風情があっていいですね。
あまり観光地っぽい感じがしなくて。

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杉の木立を抜け、仁王門が見えてきた。ここまで来ると頂上はもうすぐです。

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こんな所に、ポスト発見。郵便屋さん、こんな高い所までお疲れさまです・・・。

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低い木が目立ち始めると、いつのまにかミンミンゼミが鳴いていました。
さっき、階段を上り始めた頃の寂かさがうそみたい。蝉がそこらじゅうで鳴いています。
まさに、松尾芭蕉の詠んだ「寂かさや 岩にしみ入 蝉の聲」の世界でした。

蝉の声だけが山中に響き渡っていました
姿を探して木々を見回しても蝉の姿はありませんでした。
目の前に見えるのは切り立った岩とお堂だけでした。

PICT0315.jpg

芭蕉の時代なんて、写真もないのに、彼が詠んだ句は風景だけでなく、音をも写していました。
写真よりも、わずか17文字のほうが、その風景を何よりも確実に表していました。言葉の力ってすごい。

もし芭蕉が現代に生きていたら、どんな旅行記になっていただろう?
写真家になっていたかな。毎日旅をブログで更新していたのかな。
・・・それともあえて、五七五という言葉の力を選んだのかな。
写真はいつかはぼろぼろになってしまうけれど、わずか17文字の言葉は消えはしません。

一方で、もし芭蕉が夏ではなく冬にここを訪れていたら?
もし雨の日で、蝉が鳴いてなかったら?
芭蕉は、どの蝉の聲を聞いたんだろう??

と、とりとのないことを考えながら、残りの石段を登っていきました。
そして着いたのが奥の院です。

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お堂からは、お経と木魚の音が響いていました。
奥の院の高台からは、見晴らしのよい景色が広がっています。

PICT0331.jpg

奥の院辺りをぶらぶら。こんなお地蔵さんがいたり、

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こんな大きい岩の所にお堂があったり。
お堂の前にいる人影と比べたら、その大きさの違いにびっくり。

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お寺の様子。まさに立石寺といわれるように、切り立った崖の上に
お堂が並んでいるのが分かります。

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再び高台へ。
山の感じと、谷沿いに広がる町並みとがきれい。
いつまで見てても飽きないなぁ。

PICT0339.jpg

・・・とは思ったけど、電車の時間があるので、山を降ります。
山を降りたら、山の上で感じた静けさも、神聖な気持ちもどこへやら。
早速、煩悩1串をお買い上げしてしまいました。
けど、ここのこんにゃくはうまい!行ったらぜひ食べてみてください^^)/

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再び電車で、今度は仙台方向へ向かいます。


ぐるっと本州鉄道旅(1)―プロローグ
ぐるっと本州鉄道旅(2)―つくば→新宿→白馬
ぐるっと本州鉄道旅(3)―白馬→南小谷→糸魚川
ぐるっと本州鉄道旅(4)―糸魚川→長岡→小出
ぐるっと本州鉄道旅(5)―只見線:小出→只見
ぐるっと本州鉄道旅(6)―只見線:只見→会津若松
ぐるっと本州鉄道旅(7)―会津若松→郡山→福島・飯坂温泉
ぐるっと本州鉄道旅(8)―福島→山形→山寺
ぐるっと本州鉄道旅(9)―山寺
ぐるっと本州鉄道旅(10)―山寺→仙台→松島
ぐるっと本州鉄道旅(11)―松島・瑞厳寺→仙台→上野
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